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雨が降るたびにできる“あの水たまり”――小さな悩みが、大きなストレスに
「うちは築20年だから、ある程度の劣化は仕方ないと思っていました。でも、雨が降るたびに玄関前がびしょびしょになるのが本当にストレスで…。子どもが滑りそうになったこともあって、これはさすがにまずいなと感じていました」
そうお話しくださったのは、横浜市内にお住まいのA様。
最初は「よくある雨の日の光景」くらいに感じていた水たまりが、次第に日常の不便や不安につながっていったそうです。
雨どいの“見えない劣化”がもたらした排水トラブル
現地調査を行ったところ、外見上はそれほど問題がないように見える雨どいでしたが、よく見ると
- 継ぎ目の接着剥がれ
- 集水器(雨水マス)の落ち葉詰まり
- 軒樋のたわみによる傾きズレ
といった劣化が進行しており、本来の排水機能がほとんど果たされていない状態でした。
雨が地面に直接落ちて跳ね返り、玄関周りのタイルに飛び散って滑りやすくなっていたのです。
さらに、周囲の外壁にも雨シミが出始めており、長期的には外壁材の傷みや基礎部分の腐食にもつながりかねません。
▶ コラム:雨どいの寿命と点検のタイミング
雨どいの平均寿命は15〜20年。
紫外線や気温差、台風の衝撃などにより少しずつ劣化が進みます。詰まりやひび割れはもちろん、「水の流れる音がいつもと違う」といった違和感も劣化のサインです。
特に木が多い地域では、落ち葉による詰まりが毎年発生する可能性があります。
定期的な清掃や、5年ごとの目視点検が推奨されています。
小林建設がご提案したのは“全面交換”という選択肢
A様邸では「部分補修」も検討しましたが、既存の雨どい素材が経年で劣化しており、再発リスクが高かったため、全交換をご提案しました。
今回採用した製品は:
- 高耐候塩ビ製雨どい(UV・寒冷地対応)
- 大容量型で台風時の排水も安心
- 集水器には落ち葉フィルターを装着
さらに、建物の構造に合わせて雨どいの角度と勾配を1mm単位で調整し、常にスムーズな排水ができるよう施工しました。
工事完了後:雨の日が怖くなくなったという実感
工期は2日間。足場を組み、既存の雨どいを撤去して新しい製品を設置、最後に排水テストを実施して完了です。
施工後、A様からはこのような声をいただきました。
「本当に感動しました。あんなに悩まされていた水たまりがなくなって、雨の日でもストレスゼロです。最初はちょっと大がかりかな?と思いましたが、やって良かったと心から思います」
「施工中も職人さんがすごく丁寧で、近所の方にも気遣ってくれていて安心できました。小林建設さんにお願いして本当に良かったです」
“家の縁の下の力持ち”を、見直してみませんか?
雨どいは、普段あまり意識されない部分ですが、実は家の寿命に関わる重要なパーツです。
特に外壁塗装や屋根工事と同様に、定期的な点検とメンテナンスが必要な設備です。
次のようなサインがあれば、ぜひご相談ください。
- ✅ 雨が降ると水があふれる
- ✅ 外壁や地面に水シミがある
- ✅ 雨音が「ポタポタ」「バシャッ」と聞こえる
- ✅ 雨どいがたわんで見える/外れている
- ✅ 台風・大雨の後に異変を感じた
小林建設のこだわり:見えない部分にこそ、誠実な仕事を
私たちは「ただ交換して終わり」ではありません。
建物の形状、雨水の流れ、周囲の環境まで踏まえて、最適な雨どいの設計と施工を行います。
さらに、施工中は
- 近隣へのご挨拶
- 車両や騒音への配慮
- 敷地内の養生と清掃
など、細かな部分にも心を配り、住まいと暮らし全体に安心をお届けする工事を心がけています。
まとめ:小さな気づきが、大きな安心につながる
排水の不具合は、早めに対応すれば工事も費用も最小限に抑えることができます。
見えないからこそ、後回しにされがちな「雨どい」。
でも、それが原因で大きな被害に…ということも少なくありません。
「うちも同じかも?」
そう思った今が、点検や見直しのチャンスです!
少しでも気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。